名鉄の着駅表示の片道券

mr-tecchan2006-05-18

名鉄の片道乗車券は以前は着駅表示の様式でしたが、平成4年頃からほとんど金額式に変更され、着駅表示のものはわずかに600V区間成田山駅などに残った程度でした。
ところが、平成7年に尾西線(玉ノ井支線)着となる片道券に矢印式の着駅表示の乗車券が登場しました。
これは、新一宮駅(当時)の高架化工事の折に、玉ノ井方面が地上のまま残っていましたので、一度改札を出る必要があったためです。
着駅の赤丸は一旦改札を出るという印で、瀬戸線連絡の乗車券を買うと赤丸を付けられましたが、これと同じ考えですね。
玉ノ井方面の高架化の完成とともに消滅したため、発売期間の短かった片道券でした。